満点保湿ケアを目指すなら 保湿成分にこだわって!!

スキンケアの基本中の基本は「保湿」。
皆さんも、よくご存じでしょう。
化粧品として販売されているものには全て、といっても過言ではないほど保湿成分が含まれています。
ただし、保湿成分には数多くの種類があり、その機能や効果もさまざま。
そこで、今回の記事では、代表的な保湿成分について、詳しくご紹介していきます。

保湿ケアは、なぜ大切?
肌にはもともと外気の乾燥や摩擦などの外部からの刺激やホコリなどの異物の侵入から肌を守り、内側の水分を蓄えるバリア機能という働きをもっています。
ところが、乾燥が進むとバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなったり、炎症を起こしやすくなったりして、肌は敏感な状態に…。いったんそうなると、肌状態はどんどんマイナス方向に進んでいってしまいます。
肌のコンディションを常に良い状態に保つために、成分にまでこだわった保湿ケアをおこなっていきましょう!


保湿ケアアイテムは、何となく選ばないで
保湿を目的とした化粧品の種類は本当に膨大。
選ぶのが難しすぎて、店頭で目についたものや誰かにすすめられたものを、何となく使っている人も多いのでは?
でも、常に自分で満足できる肌のコンディションでいるためには、“満点が取れる保湿ケア”を続けることが大切!
保湿アイテムを選ぶときは、「何となく」ではなく、使われている保湿成分に注目して、アイテム選びをおこないましょう。


注目すべき保湿成分はコレ!
一口に保湿成分と呼ばれていても、保湿成分にはいくつもの種類があり、それぞれ特徴をもっています。
そこで、代表的な保湿成分の特徴をご紹介していきましょう。

●ヒアルロン酸
1gで6Lもの水分保持力があることで知られる代表的な保湿成分のひとつ。
表示名は
・ヒアルロン酸Na
・アセチルヒアルロン酸Na
・加水分解ヒアルロン酸 (*医薬部外品)  など
いくつかの種類がありますが、いずれも乾燥から肌を守り、キメの整った肌を保つ働きがあります。
一般的にヒアルロン酸といえば、「ヒアルロン酸Na」のことを指します。
また、「アセチルヒアルロン酸Na」は、ヒアルロン酸Naに油性成分を加えたもの。
肌や髪との親和性に優れており、「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれます。
「加水分解ヒアルロン酸」は、ヒアルロン酸を分解して浸透力を高めたものです。

●コラーゲン
もともと肌のバリア機能を整え、水分保持力を高める保湿成分。
成分表記(表示名)は
・水溶性コラーゲン
・加水分解コラーゲン など
コラーゲンはもともと私たちの体内にあり、肌を構成しているタンパク質のひとつ。
肌の表面を潤いで包み込んでくれますが、ヒアルロン酸と同様分子が大きいので、角質層に浸透しにくい特徴があります。
角質層への浸透しやすくするため、分子を小さくしたのが「加水分解コラーゲン」です。
肌への浸透力にこだわるなら、加水分解コラーゲンを使用した化粧品を選びましょう。

●セラミド
肌のバリア機能を整え、水分保持力を高める高保湿成分。
表示名は
・セラミドEOP
・セラミドAG
・セラミドAP
・セラミドNG  など
もともと角質層の中にある物質で、細胞と細胞の間にある細胞間脂質の約半分を占めています。
肌の中のセラミドが減少すると、肌はハリや弾力を失っていってしまいますが、角質層の中のセラミドは加齢とともに減少し、50代になると20代の約半分まで減るという研究も!?
セラミドは体内でつくるのが難しい物質なので、化粧品で補充するのがおすすめです。

●スクワラン
肌への浸透力が高い、油性の保湿成分。
表示名は
・スクワラン
・植物性スクワラン(*医薬部外品)
・合成スクワラン(*医薬部外品)  など
肌に潤いを与えるだけでなく、水分の蒸発を防ぐヴェールのような役割を果たしてくれます。
とてものびが良いので、オイルに使用されることも。
以前はサメ類の肝油からつくられものや、化学合成でつくられたものが中心ですが、最近はオリーブ果実やホホバ種子など、植物由来の植物性スクワランが多く使われるようになっています。

●グリセリン
化粧水からクリームまで、幅広いアイテムに使われている保湿成分。
表示名は
・グリセリン
・濃グリセリン(*医薬部外品) など
ヤシ油やパーム油、牛脂などを加水分解したり化学合成したりしてつくられる保湿成分。
古くから使われてきた保湿成分で、安心して使える成分として知られ、国内で製造される化粧品の大半に配合されているといわれています。

●ヘパリン類似物質
「乾燥悩みを解消したい人のための切り札」ともいわれる高保湿成分。
表示名は
・ヘパリン類似物質 (*医薬部外品) 
「ヘパリン類似物質」は、医薬部外品(薬用化粧品)のみに配合が許された保水有効成分。
高い保湿力で乾燥から肌も守りながら、潤いを与えることで乾燥や摩擦などの外的刺激から自らを守る肌のバリア機能をサポート。
乾燥に負けにくい肌に導きます。


“満点保湿”におすすめのアイテム


バイタリズム 薬用 プレミアム エッセンスローション
高い保湿力で注目される保水有効成分「ヘパリン類似物質」配合。
コクのあるエッセンスローションが肌に潤いを与え、毎日の乾燥や摩擦、紫外線によるダメージによりデリケートな状態になった肌をケアします。
高い保湿力で注目される保水有効成分「ヘパリン類似物質」をはじめ、肌荒れやニキビ予防の目的で医薬部外品(薬用化粧品)に配合される肌荒れ防止有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」、美白(*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ)を目的に医薬部外品(薬用化粧品)に配合される「トラネキサム酸」と、3つの有効成分が贅沢に配合されています。
さらに、角質層への浸透に優れた低分子コラーゲン「コラーゲン・トリペプチドF」や、保水力に優れた高分子のヒアルロン酸「ヒアルロン酸ナトリウム(2)」を配合。
乾燥や紫外線のダメージで乾燥してくすみがちな肌を潤いで満たし、明るく透明感のある肌に導きます。
女性だけでなく、ひげ剃り負けなどに悩む男性にもおすすめです。

バイタリズム 薬用 プレミアム モイストミルク
高い保湿力で注目される保水有効成分「ヘパリン類似物質」配合。
のびがあり、はだをしっとりなめらかに整える保湿乳液。
肌を潤いで満たし、乾燥による小ジワの目立たない(*効能評価試験済み)、乾燥に負けにくい肌に導きます。
高い保湿力で注目される保水有効成分「ヘパリン類似物質」に加え、肌荒れやニキビ予防の目的で医薬部外品(薬用化粧品)に配合される肌荒れ防止有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合。
さらに、パイナップル由来の「パイナップルセラミド」、サトウキビから生成された「シュガースクワラン」、「オレンジラフィー油」など、多彩な保湿成分で、質の高い保湿ケアがおこなえます。
女性だけでなく、ひげ剃り負けなどに悩む男性にもおすすめです。


[おすすめアイテムの効果的な使い方]

「薬用 プレミアム エッセンスローション」と「薬用 プレミアム モイストミルク」は、それぞれ高い保湿力をもっていますが、単品で使うより、2つをセットで使うとより効果的なケアがおこなえます。