BEAUTY
20代も30代も今すぐはじめて!スカルプシャンプーはココが違う!
最近、ドラッグストアなどでよく見かけるようになった「スカルプシャンプー」。
「なんとなく髪や頭皮によさそう」というイメージはあるものの、「普通のシャンプーとどこが違うのか、実ははっきりわからない…」という方も多いのでは!?
そんな方のために、この記事ではスカルプシャンプーの機能や効果、普通のシャンプーとの違いなどを詳しく解説していきましょう。
そもそも「スカルプケア」とは?
これまで、パサつきやゴワつき、抜け毛や薄毛、ボリューム不足といったトラブル対策は、髪そのものにアプローチする「ヘアケア」が主流でした。
それに対して、「スカルプケア」は、「良質の食物を育てるためには豊かな土壌が必要なように、健やかな髪を育むためには、健やかな頭皮環境が必要」という考え方です。
最近は「スカルプケア」の重要性が広く知られるようになり、スカルプケアへの関心が高まっています。
スカルプシャンプーと普通のシャンプーの違い
スカルプシャンプーと普通のシャンプーの違いは、つくられた目的と成分です。
一般的なシャンプーは、髪の汚れを落として清潔に保つなど“髪そのもの”をケアすることを目的につくられており、洗浄成分のほか、髪にハリやコシ、ツヤを与えたりするなど、洗い上がりの髪を良い状態に仕上げるための成分が配合されています。
一方、スカルプシャンプーは、健やかな髪を育むために必要な頭皮の健康を考えてつくられたシャンプー。
洗浄成分やヘアケア成分に加え、頭皮環境をケアする成分が配合されています。
頭皮ケアを適切におこなうことで、頭皮環境が整い、頭皮のベタつきやかゆみ、ニオイなどへの対策ができるほか、髪のボリュームやハリ、ツヤ、抜け毛の減少など、髪トラブルの改善につながる変化が起こることも期待できます。
スカルプケアはいつからおこなう?
「20代・30代にスカルプケアはまだ早い!」なんて思っていませんか?
でも、髪や頭皮の悩みは、年齢に関係なく起こるもの。
・髪に元気がなくなってきた。
・髪のボリューム感が減ってきた。
・髪や頭皮のニオイが気になる。
・フケやかゆみがある。
・抜け毛が増えてきた。
ひとつでも思い当たることがあったら、すぐにはじめてください。
髪や頭皮の悩みがある方はもちろん、その兆しがある方、そして、まだ悩みはないけれど将来が心配…という方は、早速今日からスカルプケアをはじめるようにしましょう。
スカルプシャンプーの選び方
スカルプシャンプー選びで、まず注目したいのは洗浄成分です。
そして、スカルプシャンプーは使われている洗浄成分により、主に3つの種類に分けられます。
- アミノ酸系シャンプー
主な成分は
・ココイルグルタミン酸2Na
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルグリシンK など
アミノ酸系洗浄成分は、洗浄力がマイルドで髪や頭皮にやさしい低刺激性であることが特徴。
子ども用シャンプーなどにも広く使われており、特にココイルグルタミン酸2NaやラウロイルメチルアラニンNa
は、皮膚(頭皮)と同じ弱酸性なので、頭皮の乾燥が気になる方や敏感肌の方にもおすすめです。
- 高級アルコール系シャンプー
主な成分は
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸Na
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウリル硫酸TEA など
高い洗浄力や脱脂力をもち、さっぱりとした洗い上がりが特徴。
メンズ向けシャンプーに多く使われている洗浄成分ですが、洗浄力が高い一方で刺激が強いため、頭皮の汚れが特に気になる方や脂性肌の方にはおすすめですが、乾燥肌・敏感肌の方には刺激が強く感じるかもしれません。
- 石けん系シャンプー
主な成分は
・脂肪酸ナトリウム
・脂肪酸カリウム
・ラウリン酸K など
いわゆる石けんの主要成分で、高い洗浄力が特徴。
高級アルコール系シャンプーと同様、「とにかくさっぱり洗い上げたい」という方にはよいでしょう。
ただし、人によっては皮膚(頭皮)に対する刺激を強く感じる場合もあるため、敏感肌の方は使用する際に注意が必要です。
スカルプシャンプーの効果的な使い方
毎日当たり前におこなっているシャンプーですが、だからこそ、つい“いつものやり方”でなんとなくおこなってしまいがちです。
でも、せっかくスカルプシャンプーを使うなら、その機能は最大限にいかしたいもの。
毎日のシャンプーを正しいやり方できちんとおこなえば、髪も頭皮もきっと変わってくるはずです。
スカルプシャンプーの効果的な使い方をご紹介しましょう。
- 髪を濡らす前にブラッシング
髪を濡らす前の大切な一手間は、「ブラッシング」。
事前に髪をとかすことで髪の絡まりがなくなり、髪が洗いやすくなります。
また、頭皮の皮脂汚れやフケを浮き上がらせるので、汚れやフケを落としやすくなるというメリットも見逃せません。
- お湯だけで予洗い
髪を濡らしたらすぐ、シャンプーをつけるのはNG。
まず、体温と同じくらいのぬるま湯で2~3分「予洗い」をおこないます。
「予洗い」とは、シャンプーを使う前に、お湯だけで髪や頭皮を洗い流すこと。
髪をゴシゴシこすったりせず、頭皮を指の腹で軽くマッサージするようにしましょう。
この「予洗い」をおこなうことで、髪や頭皮に負担をかけずに、シャンプーすることができます。
- シャンプーは泡立ててから髪に
ボトルから出した液体を、そのまま髪につけ、いきなり洗い始めるのはNG!
摩擦で髪を傷めてしまいます。
泡立てネットを使ったり、シャンプーを手のひらで軽く泡立てたりしてから頭につけてください。
洗うときは力を入れたり、爪を立てたりせず、指の腹を使って、頭皮全体をマッサージするようにしましょう。
予洗いで髪の毛に付着している汚れや汗、皮脂などの大半は落ちているので、シャンプーのときは予洗いで浮き上がらせた毛穴の汚れや、頭皮に残った汚れを洗い落とすよう意識します。
- すすぎは体温程度のぬるま湯で
シャンプーが終わったら、37~38℃程度のお湯ですすぎます。
少しぬるく感じるかもしれませんが、熱すぎるお湯だと必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるので、このぬるま湯程度の温度のお湯がおすすめです。
スカルプケアにおすすめのシャンプー
バイタリズム メンズスカルプシャンプー
「バイタリズム メンズスカルプシャンプー」は、「髪や頭皮の悩みを抱える方が、自宅でのセルフケアで使えるように」「毎日のシャンプーで頭皮環境を整えられ、いつも健やかでいられるように」そんなクリニック発想から生まれたスカルプケアシャンプー。
頭皮ケアをおこなうクリニックでも、取り扱いされています。
髪や頭皮にやさしいアミノ酸系洗浄成分が、必要な潤いを守りながら、余分な皮脂だけをすっきりとオフ。
また、厳選した洗浄成分を黄金バランスで配合することで、スカルプシャンプーにありがちな「泡立ちの弱さ」を克服し、リッチな泡立ちとクリーミーな泡質で、サロン系シャンプーのような使い心地が楽しめます。
さらに、髪と頭皮を同時にケアする独自成分やオーガニック認証を受けた植物由来成分、ヘアコンディショニング成分(いずれも保湿成分)を配合。
髪にハリ・コシを与え、全体的なボリューム感をアップし、健やかな髪に整えます。