髪の自然乾燥はNG!?

暑い時期は、温風を使うドライヤーをかけるのが、ついおっくうになりがちです。

髪も乾きやすいので、「自然乾燥」を決め込んでしまっている人もいるかもしれません。

 

「自然乾燥」という言葉には、「ドライヤーを使わないことで髪や頭皮をやさしくいたわる」というイメージがありますが…実は、それは大きな間違い！

「自然乾燥」は、髪や頭皮にとって、決してよいことではありません。

 

髪は毛先から乾いていくので、根元が乾くまではそれなりの時間がかかってしまいます。

また、頭皮が濡れたままの状態が長く続くと、雑菌が増え、ニオイも発生してしまいます。

 

つまり、シャンプー後の髪や頭皮にとって、ドライヤーをかけることは、必須なのです。

 

それでも、「お風呂上がりでせっかくさっぱりしたのに、ドライヤーの温風をあびたくない！」という方は…ドライヤーの冷風機能を上手に使いましょう。

 

冷風には「髪のスタイリングがしっかり決まり、長もちしやすくなる」「髪のキューティクルをきゅっと引き締め、ツヤをひきだす」など、さまざまなメリットがあります。

 

ただし、髪を冷風だけで乾かすのは、あまりおすすめできません。

 

温風と比べ髪が乾くまでの時間がかかるため、長時間ドライヤーを使うことになり、髪がパサつきやすくなる。

髪の根元や頭皮が生乾きになりやすく、雑菌が繁殖しやすい、などのおそれがあるからです。

 

おすすめなのはドライヤーの温風と冷風の両方を上手に使うこと。

温風で髪の根元や頭皮を手早くかわかし、スタイリングは冷風を使って。

こうすることで、髪や頭皮のケアも、長持ちするヘアスタイリングも同時に叶えられます。

 

何より避けたいのは、髪や頭皮が濡れたままの状態をそのままにしておく「自然乾燥」。

“自然乾燥派”の方も、“気づいたら自然乾燥させてしまっている”方も、今日からきちんとドライヤーを使って髪と頭皮を乾かしてくださいね！

 

VITALISM JOURNAL編集部