BEAUTY

乾燥は「バリア機能」の大敵!

肌に絶対してはいけないこと。

それは「乾燥させること」です。

 

肌には乾燥や摩擦などの刺激や花粉やホコリなどの侵入から肌を守り、肌内部の水分が逃げないように蓄えてくれる「バリア機能」があります。

 

肌の角層にある角質細胞と細胞間脂質が潤いを守って肌を健やかな状態をキープし、その上を覆う皮脂膜が肌の水分の蒸発を防いでくれます。

角質層の水分をしっかりキープすることが、肌のバリア機能を保つためにもっとも大切なことなのです。

 

しかし、肌はいったん乾燥してしまうと、バリア機能が低下して、肌内部の水分を保つことができなくなります。

それだけでなく、摩擦などの外的刺激を受けやすくなったり、炎症を起こしやすくなったりして、カサつきやヒリヒリ感が生じるなど、肌は敏感な状態になってしまいます。

 

普段のお手入れをきちんとしていても、乾燥した空気の中にいると、肌の水分は奪われてしまいます。

また、毎日の洗顔でも必要な皮脂が奪われてしまいます。

だからこそ、肌には水分と油分をしっかり補う必要があるのです。

 

バリア機能を失った肌は、あっという間にダメージを受けてしまいます。

肌を決して乾燥させないように、肌の状態を確認しながら必要な水分と油分をしっかり与えてあげましょう。

 

また、乾燥した室内では加湿器を使うなど、外的環境を整えておくことも忘れずに!

 

VITALISM JOURNAL編集部