友利 新JOURNAL
友利新JOURNAL vol.9:肌のためにやってはいけない3つのこと②
月に2回お届けしている『友利新JOURNAL』。
前回に引き続き「肌のためにやってはいけない3つのこと」についてお届けします。
2回目の今回のテーマは、「摩擦をしないこと」。
肌を擦ると摩擦熱が起こり、それが炎症になります。
また、摩擦によって角質層が傷つくと、シミ・肌荒れ・毛穴トラブルなど、さまざまな肌悩みの原因となってしまいます。
「肌に摩擦?」とピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、メイクを落としたり、マッサージをしたり、そんな日常的なケアも、やり方を間違えると、肌に摩擦ダメージを与えることに!?
アイメイクを落とすとき、アイシャドウがなかなか落ちず、つい肌をゴシゴシ擦ってしまう…そんなことはありませんか?
もしかしたら、それはアイシャドウが残っているのではなく、肌を摩擦してしまったことで炎症が起こり、その結果色素沈着が起きていることも考えられます。
また、顔の頬骨のあたりにできる薄茶色のシミ「肝斑」も、摩擦が原因で悪化することがあります。
「肌のために」と思ってしているフェイスマッサージやカッサ、美顔ローラーなどを使ったセルフケアが、摩擦ダメージを生み出し、かえって肝斑を悪化させてしまうのです。一日だけならともかく、継続的におこなうことで肌はダメージを受け、炎症を起こして、黒ずんでしまいます。
スキンケアやメイクをするとき、肌に触れずにおこなうことは不可能です。
ただし、洗顔をするときは洗顔料をしっかり泡立てて、肌を擦らないように洗顔する。
タオルで顔を拭くときは、タオルで擦らずに、そっと肌に押しあてるようにする。メイクをするときは、肌当たりのいい筆やパフを使う。
毎日のちょっとしたことに気をつけるだけで、肌への摩擦は軽減することができます。
「肌を摩擦しない」ことは「肌を乾燥させない」ことと同じくらい大切なこと。
さっそく、今日から、肌を摩擦しないよう、心を配ってくださいね。
友利 新(ともり あらた) プロフィール
美容と健康を独自の視点で追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌、TV、SNSなどで幅広く発信。2020年にスタートしたYouTubeチャンネルは、チャンネル登録者数85万人を超え、動画総再生回数も1億8千万回を突破(2024年3月時点)。書籍の執筆や講演会なども多数おこなっている。
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