友利 新JOURNAL
友利新JOURNAL vol11：日焼け止め完全攻略法➀
これまで『友利新JOURNAL』では、「日焼けは絶対にしてはダメ！日焼けは老化のいちばんの原因！」とお伝えしてきました。
日焼けをしっかり防ぐためには、当然、日焼け止めの選び方や使い方がとても重要になります。
そこで、今回の『友利新JOURNAL』では、日焼け止めを選ぶ指標となる「SPF」や「PA」という指標について解説します。
まず、はじめに簡単なおさらいをしましょう。
「光老化」という言葉があるとおり、肌老化の７割は紫外線が原因と言われています。
波長の長い紫外線A波(UV-A)は、肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンといった皮膚の弾力を支えるものを、どんどん破壊。シワやたるみの原因となります。
紫外線A波(UV-A)は、一年中地表に降り注ぎ、雲や窓ガラスも透過するので、年間を通して肌にじわじわダメージを与えます。
この紫外線A波(UV-A)ですが、これを防ぐための指標となるのが「PA値」です。
日本では「PA＋」から「PA＋＋＋＋」まで表示でき、「＋」が増えるほど効果があるということになります。
一方、紫外線B波(UV-B)は、肌の表面にダメージを与えるもの。日に当たって肌が赤くなり、「日焼けをしている」とダメージを自覚できます。
この紫外線B波(UV-B)を防ぐ指標となるのが、「SPF」です。
「SPF25」「SPF50」などさまざまな数値の製品がありますが、実はこの「SPF」、強さを表しているわけではありません。
「SPF」は時間を表す値なのです。
日焼け止めを塗らないときと比べて何倍の時間日焼けを防止できるか、要するに、日焼けする時間をどれだけ遅らせるかということになります。
つまり、「SPF50」というのは、日焼けまで20分かかると考えた場合、50×20分＝1000分日焼けを遅らせる、ということになります。
肌を光老化から守るために、TPOにあわせて、上手に日焼け止めを選んでくださいね！
次回の『友利新JOURNAL』では、日焼け止めの正しい量や塗り方についてご紹介します。どうぞお楽しみに！
友利 新(ともり あらた) プロフィール
美容と健康を独自の視点で追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌、TV、SNSなどで幅広く発信。2020年にスタートしたYouTubeチャンネルは、チャンネル登録者数85万人を超え、動画総再生回数も1億8千万回を突破（2024年3月時点）。書籍の執筆や講演会なども多数おこなっている。
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