HEALTH

アミノ酸と髪のカンケイ

そもそも「アミノ酸」って何?
今回は、知っているようで知らない「アミノ酸」についてお話します。

シャンプーや飲料、サプリメントなど、様々な商品で目にする「アミノ酸」。
よく聞く名前と思いますが、そもそも「アミノ酸」って何でしょうか?

簡単に言えば、ヒトの体をつくるもの。エネルギーのもとでもあります。
私たちの体のあらゆる組織がタンパク質でできており、
そのタンパク質の基となる成分が「アミノ酸」なんですね。

アミノ酸は、数百種類ほど存在すると言われていますが、私たちの体の中で利用されるアミノ酸は20種類程度。

そのうち体内で作ることができないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と呼んでいます。

「必須アミノ酸」は、体内で作れないため、食事などから摂取しなければいけません。

…と、ここまでが「アミノ酸」の基礎知識です。

では、髪の毛とどんなカンケイなのでしょうか。

ヒトの体をつくるアミノ酸は、もちろん髪の毛にも深く関わってきます。

毛髪に存在するアミノ酸は約18種類とされていて、中でも多く含まれているアミノ酸は、シスチン、グルタミン酸、セリンです。

特に「シスチン」というアミノ酸は、美しく強い髪の毛に欠かせないもの。

これが不足すると、髪の毛にハリやコシがなくなってしまいます。
さらに、頭皮の潤いが減少して、頭皮が硬くなってしまうことで、抜け毛や薄毛の要因にもつながってしまいます。

美しい髪や健康な頭皮に欠かせない成分はたくさんありますが、その一つが「アミノ酸」なのは間違いありません。